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サラミス (''Salamis'')はギリシャ海軍が第一次世界大戦前に建造を計画した、最初にしての最後の超弩級戦艦である。艦名は「サラミスの海戦」に因む。 == 計画 == 本級は、トルコ海軍がイギリスに発注した超弩級戦艦「レシャディエ(イギリス海軍「エリン」として竣工)」に対抗するべく計画された艦である。 当初は「14インチ砲6門搭載で速力23ノット以上、基準排水量15,000トン」を目標として設計され、発注はドイツのフルカン社(同社は清国海軍戦艦「定遠」「鎮遠」の設計・建造の経験あり)に設計を依頼した、同社は「13.800トン、35.6cm砲6門、15.2cm砲8門、対12インチ防御、速力23ノット」というまずまずの設計第一案を返した。しかし、この案は海軍当局からの反対とオスマン帝国海軍の更なる増勢が予測された為に火力と防御力が不足であると却下され、更なる強力化を行った第三案が考案された。これは、「35.6cm砲8門、15.4cm砲12門、3ポンド砲8門、20インチ水中魚雷発射管3門」へと変更されており、主砲と副砲の火力がそれぞれ前案の1.5倍になっていた。それに伴い艦形が大型化し、排水量は19,500トン、全長は170mを超え、砲配置を背負い式に換えたために列強の超弩級戦艦と比べても遜色の無い艦となった。しかし主砲の35.6cm砲は当時のドイツでは手に入らず、アメリカからの輸入で対処する事となっていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サラミス (戦艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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